アメリカ大統領選挙2016 第1回テレビ討論会から面白かった英語表現20

2016年のアメリカ大統領選挙は、11月8日の投票日まで残すところ約2週間余りとなりました。
民主党クリントン候補と共和党のトランプ候補は、これまでに全3回のテレビ討論会を終えており、全ての動画はYou Tubeで視聴可能です。
また、NHKのウェブサイトに英語全文と日本語訳全文が掲載されています。
第1回大統領候補テレビ討論会|NHK NEWS WEB

ここのところ英語の勉強も兼ねて、英語全文と日本語訳全文を見ながらテレビ討論会を見ているのですが、今回は、9月26日に行われた第1回のテレビ討論会から、面白かった英語表現を20個選んでみました。

知らない単語や表現は、難しいものも含めていろいろあったのですが、今回は、単語は難しくないけれども、こんなふうに使うんだとか、こんな表現があるんだと思ったものを中心に選びました。
討論会の最初の方から順番に書き出していきます。

1. We're calling this opening segment "Achieving Prosperity." And central to that is jobs.(司会者)
日本語訳:最初のセグメントのテーマは、「繁栄の実現」です。その要となるのは、雇用です。
コメント:「central to that」は、単語は何にも難しくないですが、こんな言い方は僕はなかなか出てこないです。

2. And I want us to do more to support people who are struggling to balance family and work.(クリントン候補
日本語訳:家庭と仕事のバランスをとることに苦労している人をもっと支援したいと思います。
コメント:「balance」を動詞で使って「balance family and work」とさらっと言えるといいですね。

3. You have to judge us who can shoulder the immense, awesome responsibilities of the presidency, who can put into action the plans that will make your life better.(クリントン候補
日本語訳:大統領の任務のとてつもなく大きな責任を担えるのは誰なのか、皆さんの生活をよりよくする計画を行動に移せるのは誰なのか、皆さんは私たちを見て判断しなければなりません。
コメント:今度は「shoulder」を動詞で使ってます。なるほど。

4. I don't buy that.(クリントン候補
日本語訳:私はそんなことを信じません。
コメント:「I don't believe that」で普通は十分だと思いますが、こんな言い方もあるんですね。

5. Politicians should have been doing this for years, not right now.(トランプ候補
日本語訳:政治家たちは、これを何年も前からやるべきでした。今ではありません。
コメント:「for years」だけでシンプルに「何年も」と表現しています。

6. The last thing we need to do is to go back to the policies that failed us in the first place.(クリントン候補
日本語訳:私たちの期待に背いた役に立たない政策を復活させることは、なにがなんでも避けなければなりません
コメント:「the last thing we need to do」は、最後にすべきこと→絶対すべきでないこと、という表現です。

7. I think it's important that we grip this and deal with it, both at home and abroad.(クリントン候補
日本語訳:これに国内外で取り組んで対処することが重要だと考えています。
コメント:「国内外で」は「domestic」とか使いそうになりますが、「at home and abroad」でいいんですね。

8. You were totally in favor of it.(トランプ候補
日本語訳:あなたは全面的に賛成しました。
コメント:自分で言うなら「agree」しか出てこないですね。

9. OK, you are unpacking a lot here and we're still on the issue of achieving prosperity.(司会者)
日本語訳:はい、いろいろな話題に広がっていますが、まだ繁栄を実現するというテーマが終わっていません。
コメント:これは全く思い浮かばない表現でした。

10. I happen to think it's double that.(トランプ候補
日本語訳:私の考えでは、その2倍の額です。
コメント:「happen to」には、「あなたは反対しているけど私は(~思う)」というようなニュアンスがあるみたいです。

11. Right now, that's not the case in a lot of our neighborhoods.(クリントン候補
日本語訳:今は、多くの地域でこれが実現されていません
コメント:「be the case(真実である、事実である)」とかさらっと使えるとかっこいいですね。

12. And when it comes to stop-and-frisk, you know, you're talking about takes guns away. (トランプ候補
日本語訳:また、職務質問について、あなたは銃を取り上げる言っています
コメント:「when it comes to(~に関して言えば)」は知ってましたが、普通に口語でも使うんですね。

13. The African-American community has been let down by our politicians.(トランプ候補
日本語訳:アフリカ系アメリカ人のコミュニティは、政治家にがっかりさせられてきました。
コメント:「let 人 down」で「期待を裏切る、がっかりさせる」という意味になるそうです。

14. You were after him.(トランプ候補
日本語訳:あなたは彼を追求した
コメント:「after」にはこんな使い方もあるんですね。

15. I opened a club, and really got great credit for it.(トランプ候補
日本語訳:私はクラブをオープンさせ、その功績を認められました。
コメント:「credit」という単語は少しわかりにくい感じがありますが、「功績」の意味でも使われるんですね。

16. I think there are a number of issues that we should be addressing.(クリントン候補
日本語訳:私たちが取り組むべき課題はたくさんあると思います。
コメント:動詞「address」で取り組むという意味があるというのは知らなかったです。

17. But I'm all for NATO.(トランプ候補
日本語訳:しかし、私はNATOを全面的に支持しています。
コメント:賛成の意味で使う「for」ですね。反対は「against」。

18. And we did drive them to the negotiating table.(クリントン候補
日本語訳:そして、イランを交渉の場に引っ張り出しました。
コメント:「drive」という単語は確かに、勢いよく引っ張りだすというイメージが出ますね。

19. And sometimes you win, sometimes you lose.(クリントン候補
日本語訳:そして、(誰もが)勝つこともあれば負けることもあります。
コメント:この部分に限らずですが、一般的な人を表す「you」って本当によく登場しますね。ちなみにこの部分だけ、NHKの英語全文のページから抜けてました。

20. A reminder. The vice presidential debate is scheduled for October 4th at Longwood University in Farmville, Virginia.(司会者)
日本語訳:ちなみに、副大統領候補の討論会は10月4日バージニア州ファームビルのロングウッド大学で行われます。
コメント:「reminder」を名詞で冒頭に持ってきて、「ちなみに」とか「念のため」くらいのニュアンスみたいです。


The First Presidential Debate: Hillary Clinton And Donald Trump (Full Debate) | NBC News