ノイバイ空港からハノイ市内への市バスでの行き方

※2017年1月30日追記
下記の記事は内容が古くなったため、新しい記事をアップデートしました。
こちらをご覧ください。

ハノイのノイバイ(Noibai)空港とハノイ市内間は、現在3本の市バスが走っています。
7番、17番、86番の3路線です。

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路線図は下の図の通りです。
西側の緑色のラインが7番、東側の青色が17番、中央の赤色が86番です。

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ノイバイ空港とハノイ市内を結ぶ市バスは、少し前まで7番と17番の2本のみでした。
この2路線は、あくまでも通勤通学などに市民が使用する路線バスの終点がノイバイ空港というだけで、途中の乗り降りも多く、曜日と時間帯によっては非常に混み合います。
荷物も大きいスーツケースなどを持っていると乗車拒否される可能性があります。
したがって、空港利用者にとっては、あまり使い勝手がよくありませんでした。

そんななか、2016年4月30日から、新たに86番のバスの運行が開始され、市バスでの空港アクセスが格段に便利になりました。
86番は、空港利用者向けに新設された路線で、一般の市バスよりも料金も高めですが、大きい荷物を持っていても乗車可能、途中の停留箇所も市内の6か所のみで、それ以外はノンストップです。
加えて路線が、2015年1月に日本のODAにより完成したニャッタン(Nhat Tan)橋を通るルートで、道幅が広く、ノイバイ空港を出発して、橋を渡り終えるまではかなり高速で進みます。

86番のバスは、車内も荷物スペースがあったり、車内ではFree-Wifi(「Free S-wifi」という名前です)も使えたり、イスに若干クッションがあったり(普通の市バスは硬いイス)と、少しだけ普通の市バスよりも快適です。
〝五つ星〟のサービスだという記事を見つけましたが、さすがにそれは言い過ぎです。

86番の市内のバス停の位置の詳細が下図です。
ピンクのラインが空港→ハノイ市内、ブルーのラインがハノイ市内→空港で、ハノイ駅(Ga Ha Noi)が終点です。
ホアンキエム湖周辺などのハノイ市街地に行きたい場合には非常に便利です。
ホテルだと、ヒルトンハノイオペラ(終点の2つ前)、メリアハノイ(終点の1つ前)、メルキュールハノイラガール(終点のハノイ駅)あたりは、降車場所がホテルのほぼ目の前です。

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一方、ハノイ市内の、やや西より方面(KinMa(キンマー)やCau Giay(コーザイ)など)に行く場合は、7番のバスのほうが良いかもしれません。
7番の終着地点、ロンビエンバスターミナルは、ハノイの日本人街ともいえるKimMa通りのすぐ隣です。

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86番バスと7番バスのバス停位置のより詳細の地図を確認したい方は、こちらのウェブサイトにアクセスして、上部の「Tuyen Bus」の右の検索窓の中に、バス番号の「07」もしくは「86」と入力すると、地図が表示され、ズームアップしてみることが可能です。
ベトナム語ですが、地図を表示させるだけならベトナム語は不要です。)

ちなみに17番のバスですが、周りに田んぼしかないあぜ道だったり、通りを牛が堂々と渡っていたり、かなりローカル色が強い場所を通ります。
ルートも遠回りで時間がかかり、道中の舗装状態がなかなかだったりする箇所もあるので、敢えて一度経験してみたいという人を除いて、移動手段としてはちょっとおすすめできません。

17番の終点ロンビエンは、市街地のホアンキエム湖周辺からも近く、アクセスはよいですが、上記の86番のバスがロンビエンも通り、所要時間も半分以下でロンビエンまで到着するので、わざわざ17番に乗る必要はないです。
そもそも17番は国内線ターミナルからのみの出発しかありませんので、ターミナル間の移動(無料シャトルバスで可能、所要約8分)を考えてもめんどうです。

したがって、現状空港からハノイ市内の市バス移動は7番か86番の2択です。
それでは、空港での86番と7番のバス乗り場をご説明します。

・86番
国際線ターミナル(ターミナル2)の到着ロビー(1階)には、A1とA2の2か所の出口があります。
A1出口とA2出口は、それほど離れてはいませんが、86番のバス乗り場はA2出口を出て右に1~2分ほど歩いたところにあります。
(A1出口から出ても右に進めば、すぐにA2の出口につきます。)

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(A2出口)

出口を出ると、右手に15, 16・・・と柱に小さく番号が表示されています。
86番のバス乗り場はその18番の柱あたりから道を1本渡ったところにあります。

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(A2出口から右手を眺めたところ。ちょうどバスが停車中でした。)

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(乗車場所はこんな感じ。オレンジの看板が目印。)

料金は、乗車後、車掌さんが席まで回収しに来るので、その時に30,000VND(約150円)を支払ってください。

ちなみに、ハノイ市内から86番バスで空港に行く際は、到着は2階の出発ロビー前になります。
まず国内線ターミナル(ターミナル1)で停車してから、その次に国際線ターミナル(ターミナル2)に停車しますので、間違えないようにしてください。

ハノイの市バスの時刻表は、定刻が定められておらず、「〇分に1本」という情報しかないのが普通ですが、86番のバスは、下記のように一応時刻表がきちんと定まっています。
渋滞などで遅れが生じるときもあると思いますが、一応参考にできると思います。
左2列がノイバイ空港行きバスのハノイ駅の発車時刻、右2列がハノイ市内行きバスのノイバイ空港国内線ターミナル(ターミナル1)の発車時刻です。
国際線ターミナル(ターミナル2)の発車時刻は、右2列の時刻を10分程度遅らせたものになります。

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・7番
続いて7番の市バスです。
7番の乗り場は、86番とは逆で、A1出口から左に3分ほど歩いたところにあります。

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(A1出口から左手を眺めたところ)

少し進んでいくと、右手にタクシー乗り場、左手にオブジェのようなガラス張りの建物が見えてくるので、それを通り過ぎてもう少し進みます。
左手にバスの駐車場が見えてきて、その前に7番のバスが停まります。
下の写真の赤印の場所です。

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7番のバスが停車した時の様子がこちら(左側の赤と黄色のデザインのバス)。

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ちなみに、7番で市内から空港に移動する場合、到着は国内線ターミナルで、国際線ターミナルには行きません(行くには行きますが、国内線ターミナルでしばらく待機した後、ハノイ市内へ向かう便の始発として、国内線ターミナルを出発し、国際線ターミナルを経由するという扱い)ので、無料シャトルバスでの移動が必要になるため、注意が必要です。

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余談ですが、空港から市バスに乗車して、ハノイ市内のバス停(特にバスターミナル)でバスを降車すると、バイクタクシーの運転手のおっちゃん達が待ち構えていて、乗れ乗れと群がってきます。
もちろん、大きい荷物を抱えてバイクに乗るのは厳しいですし、そもそも外国人にはなかなかレベルが高いので断ればいいのですが、こういうベトナムっぽい洗礼(?)を経験してみるのも面白いかもしれません。

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(17番バスがロンビエンバスターミナルに停車したところ。前と後ろのドアにたくさんバイクタクシーのおっちゃん達が群がっています。ちなみに7番のコーザイバスターミナルや86番のハノイ駅でも似通った状態になります。)

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以上、ノイバイ空港からハノイ市内への市バスでの行き方のまとめでした。
空港からハノイ市内への移動手段は、市バスの他に、タクシーや乗り合いバスがありますが、市バスも86番ができて、便利になってきましたので、選択肢の1つとして考えてみるのも良いと思います。

ちなみに、ハノイ市内まで市バスで移動した後は、タクシーに乗るか、もしくは別の市バスに乗り換えて、目的地まで行く必要がありますが、市バスの乗り方や探し方については下記の記事を参考にどうぞ。