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ベトナム株投資外国人上限撤廃?

少し前の話ですが、2015年9月1日から、ベトナム株式市場の外国人投資家保有比率上限が撤廃された、というニュースを耳にしました。
ベトナム株に関心がある方はご存じのように、これまでベトナムで外国人が株式投資をする際には、原則49%まで(銀行株は原則30%まで)という外国人保有比率の上限が設定されていました。

これによって、ビナミルク(ベトナムを代表する乳製品メーカー)やFPT(IT業界ベトナム最大手)などの大手優良企業とされる投資先は、既に上限に到達していて、外国人は投資したくてもできないという状況が続いていたのです。
今回、この規制をなくして、外国資金を呼び込み株式市場の活性化を促そうという動きらしいです。
 
このニュースを聞いて、てっきり「そうか!これから外国人も自由にたくさん売買できるんだ!」と早合点してたんだけど、実際は、ちょっと違うんですね。
全ての企業の上限が、今回の新政令により一斉に撤廃されるわけではなく、あくまでも各企業の判断で、希望する場合には、取締役会での議決、株主総会での承認を経て、定款の変更を行うことにより、保有比率の上限を緩和または撤廃することが可能になったということ。
銀行株は引き続き原則30%のまま。
 
それで今どうなっているかと言うと、現時点で実際に動きがあったのは、SSI証券のみ。外国人の保有比率上限を撤廃しました。
他の企業にはまだ動きはなく、少なくとも今年中には上限の引き上げは行わないと明言している企業もあるとか。
定款変更を実施するための手続き上の時間がかかっているのかもしれないけど、是非SSI証券に続いて他の企業も変更をしてほしいところです。


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